歌手の弘田三枝子さんは飲むと感情の起伏が激しくなり…
歌謡曲からジャズまで、幅広く歌い、今なお精力的に活動を続けるベテラン歌手の弘田三枝子(71)さんは、「お酒はたしなむ程度」と言いながら、笑い上戸に泣き上戸、はては気を失ったりと……。
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最初は飲めなかったんです。20代の時、コンサートの打ち上げでビールに口をつけて、「苦いなぁ、これが何でおいしいんだろ?」と思ったほど。でも、打ち上げで皆さんとの乾杯でビールを飲んでいるうちに「おいしいな」と思うようになりました(笑い)。だんだん受け付けるようになったから、体が変わったんでしょうね。
その後は日本酒が好きになって。きっかけははるか昔なのではっきり覚えてないけど、打ち上げでみんなが飲むから「おいしいのかな?」と試しになめてるうちに、だんだん好きになったみたい。地方に行くと、地元のおいしい日本酒を飲むのが楽しみになりました。浴びるほどは飲めませんけど、チビチビと。特に冷やがおいしい。口には出さないけど「おいしいなぁ!」と心で叫んでます。「今日はライブが終わったら冷や飲むぞ!」と本気で思うようになりましたね。