フジ宮司アナは“夜の女神”へ…トップクラスの美貌とMC技術
かつてフジテレビには2度の黄金期があった。そのどちらも、女子アナの活躍を抜きにしては語れない。
第1次黄金期は1982~93年。最も象徴的で、のちに女子アナブームを巻き起こすきっかけとなったのが、夜の看板スポーツ番組「プロ野球ニュース」のメインキャスター(MC)に、入社わずか2年目の中井美穂アナを、女子アナとして初めて起用したサプライズ人事。
この間、フジは12年連続で視聴率3冠を獲得している。
第2次黄金期は2004~10年。爆発的人気を誇った内田恭子アナをはじめ、学生キャスターからフジ入社を果たした本田朋子アナ、“元おはガール”の平井理央アナらがMCを務めた「すぽると!」は数多くの人気女子アナを輩出し、視聴率3冠返り咲き(7年連続)に貢献している。
2度の黄金期に共通するのは、“自局アナ×スポーツ番組”という化学反応。現在、その条件を満たしているのは、「プロ野球ニュース」「すぽると!」の後継にあたるスポーツ番組「S―PARK」でMCを務めている宮司愛海アナ(27)、ただひとりだ。果たして3度目の奇跡は起こせるか。