中村倫也「はじこい」で株急騰 32歳の遅咲きでなぜ人気?
「中村さんは脇役として、数多くの作品に出ていて、知名度もそこそこありましたが、広くお茶の間に知られるようになったのはNHK朝ドラ『半分、青い。』に出演してからです。中村さんは気の弱い芸大生から、裏がある刑事、強気の元ヤンまで、役の幅が広い演技派で、今後は同じ事務所の菅田将暉さんのように主演作が増えると言われています」(芸能プロ関係者)
いずれ大抜擢もありそうだが、中村はなぜ人気が出たのか。コラムニストの桧山珠美氏が言う。
「中村さんは30歳を過ぎてから、オリコンの『2018年ブレイク俳優ランキング』で3位にランクインした“遅咲き”の俳優です。以前から活躍していましたが、これといった代表作はなく、ファンとしては『私が見つけた、育てた』など女性心をくすぐる要素が多いのだと思います。王子様タイプの完璧なイケメンではないところも現実感があってよいのでは」
昨年のテレビ朝日系「おっさんずラブ」で一気にブレークした田中圭(34)もそうだが、最近は脇役で実力を蓄え、後から人気が追いついてくるケースが目立つ。ちなみに、前出のブレイク俳優ランキングの1位が田中だ。
「実力の裏打ちがあるから制作サイドも安心して使える、ということもあるでしょう。今の中村の勢いなら、田中人気を超えるかもしれません」(在京キー局関係者)
視聴者も安心して見ていられる演技派を求めているのかもしれない。