初版1万7000部も実売は…河野景子の“暴露本”売れてるの?

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 同じく離婚歴があり、本を読んだという西川史子センセイ(47)は「(内容が)サラッとしていた。真実というわりに、当たり障りのない言葉で貴乃花を褒めていて。逆に本当のことを言えないのが真実なのかなって思ってしまう」(10日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」から)と懐疑的な見方をしていたが、たしかに登場人物ひとつとっても、当たり障りのない人選だったようにも見受けられる。同書には実の両親や妹とのエピソードは触れているものの、かつての義母・藤田憲子さんや義姉だった美恵子さんについての言及はなし。タイトルに掲げた「23年のすべて」が空々しくも感じられるのだ。

 SNSには〈飯のタネにするのか〉〈品がない〉〈つらかったアピールでしかない〉といった批判的な声があふれ返っている。もっとも、世間の注目は浴びてナンボだ。

 発行元の世界文化社によると、初版は1万7000部ですでに3回の重版がかかっているという。だが、こんな話も聞こえてくる。

「全国に店舗を持つ大手書店の売り上げ動向を見てみると、景子さんの告白本の実売率は15%程度。都内の大型店舗に至ってはその半分の7.5%程度で、発売から1週間(11日時点)で十数冊しかはけていない。少し前に出版された女性向けの素人ブロガーの婚活本は店頭でも売り切れが続出し、同じくタレント本として並列される樹木希林さんの文庫は各社売り上げランキングで上位に入っている。いずれも内容は違うし、一概には比べられませんが、決して好調な滑り出しとは言い難い。売れると見込んで重版しても返本率が高ければ元も子もありません」(出版関係者)

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