やさぐれ“オッサン歌手”を熱演…高橋和也が語る中年の心得
深夜ドラマ「日本ボロ宿紀行」(テレビ東京系、毎週金曜・深夜0時52分~)が話題だ。SNS上では、今期ドラマの「隠れた名作」との声も上がっている。芸能事務所を経営していた父が急死、突如社長兼マネジャーとなった篠宮春子(元乃木坂46の深川麻衣=27)と、今は落ちぶれている“一発屋”の中年歌手・桜庭龍二(高橋和也)が、ドサ回り営業の旅をするというストーリー。その宿泊先は歴史的価値のある古い宿や激安宿で、実在する「ボロ宿」ばかり。さながら「孤独のグルメ」の宿屋版といった感じだ。やさぐれた“オッサン歌手”を熱演する高橋和也(49)を直撃した。
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――撮影はすべて「ボロ宿」でのロケですが、印象に残っている宿はどちらですか。
「佐原(千葉県香取市)の木の下旅館(第5話)ですね。明治34年創業で今はトンカツ屋さんとして営業しているんですけど、情緒があってとても気に入りました」
――旅館の周りに江戸の町並みが残っているんですよね。「ボロ宿」での撮影はいかがでしたか。