「バイキング」坂上忍に噛み付く"松居一代劇場"真の狙いは

公開日: 更新日:

■動画告知のためにツイッターも再開

 しかし、だ。そもそもなぜ、昨秋の話をいまさら蒸し返しているのだろうか。当時も番組終了直後に自身のブログを更新し、「私の認識とはまったく違います」と即反論していたが、その際はお得意の動画配信はしなかった。

 松居は今年3月上旬、NYに高級レジデンスを購入し、東京と行き来する生活を始めると宣言。それに合わせて、昨年6月以来となるYouTubeチャンネルを更新した。ブログは頻繁に投稿していたものの、世間を騒がせたツイッターに至っては1年9カ月近くも放置状態していたが、動画の告知を投稿するためにわざわざ再開させた。

 ベテランの芸能記者が言う。

「松居さんは昨年の一件があるにも関わらず、先月末に『バイキング』側からニューヨークライフの映像の貸し出し許可を求めてきたと怒りをあらわにしていますが、それはあくまで表向きの話でしょう。むしろ、発信力とインパクトのあるYouTubeチャンネルの再開させたばかりのタイミングだけに、これ幸いとバイキングと坂上さんの名前を取り上げ、再生回数を稼ぐ材料として利用した可能性は十二分に考えられる。あの離婚騒動以来、社会常識の通用しないトリッキーなイメージが定着してしまいましたが、そればかりではない。旧知や懇意にしているテレビマンや記者を食事に招いたり、自分の携帯番号を教えたり、友好的なセルフプロデュースのできる一面も持ち合わせています」

 実際、今回の動画は公開2日程度で再生数7万4000回超(11日夕現在)。むろん、広告もしっかりとついている。かくして、"松居劇場"の次の餌食、もとい、演目は果たして――。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…