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松平健俳優

1953年11月、愛知県豊橋市生まれ。7人きょうだいの末っ子。78年、24歳の若さで「暴れん坊将軍」の主役を務める。2004年に「マツケンサンバⅡ」が大ブレークし、NHK紅白出場。新曲「マツケン・アスレチカ」(徳間ジャパン)を発表。

その日のうちに寝るよう心がけ 睡眠時間は6~7時間ほど

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「家ではたまに晩酌もしますが、基本的には休肝日が多い。1月に名古屋御園座で中村美律子さんと共演させていただいたような座長公演は別ですが、そうでなければ連日飲みに行くというわけではありません。昨年も舞台『魔界転生』で福岡の博多座に1カ月、東京に戻って明治座で1カ月、大阪の梅田芸術劇場で1カ月の公演をやりましたが、この舞台は座長ではありませんでしたので、ゆっくりすることもできました」

 師匠の勝新譲りの大酒は控えるようになってきているようだ。

 松平は「暴れん坊将軍」に出演した27年間、一度も収録を休んだことがない。主役が休まないというのは、制作スタッフにとっては信頼感につながる。暴れん坊将軍が、通算832回も続いた理由とも無縁ではなかった。

 しかし、今は年相応に体にガタもくる。いたわってやらなくてはいけない。不整脈で投薬治療を続けていたし、一昨年には心臓のカテーテル手術も受けている。年齢を考えれば、ごく普通の状態だろう。

「まったく病気知らずでしたが、初めてドラマ収録に穴をあけてしまったことがあった。5年くらい前のことになりますが、『信州山岳刑事 道原伝吉』(テレビ東京系)のロケが撮影中止になったのです。原因は『盲腸』(急性虫垂炎)。その日は、朝からずっとお腹が痛かったのですが、収録を休むと共演者やスタッフに迷惑がかかるため、ずっと我慢していました。ですが、どうしても動けなくなった。病院へ行ったら、医者に『破裂寸前だ!』と言われて緊急手術となったのです」

 盲腸は時と場所を選ばないので“不可抗力”という気がしないでもないが、松平は「あれは危なかった」と言いながらも申し訳なさそう。脂汗をかいて必死に痛みに耐える姿が思い浮かぶ。

 =つづく

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