著者のコラム一覧
松平健俳優

1953年11月、愛知県豊橋市生まれ。7人きょうだいの末っ子。78年、24歳の若さで「暴れん坊将軍」の主役を務める。2004年に「マツケンサンバⅡ」が大ブレークし、NHK紅白出場。新曲「マツケン・アスレチカ」(徳間ジャパン)を発表。

空いた時間は映画館へぶらり アル・パチーノが好きでした

公開日: 更新日:

 休日の過ごし方も、ごく普通のようだ。

「時間が空けば、近所の映画館に足を運んだりもします。最近ならアカデミー賞の作品賞や助演男優賞を受賞した『グリーンブック』を見てきました。演技の勉強というのもありますし、映画はよく見ますね。海外の役者でいうと、昔はアル・パチーノ(78)が好きでしたね。『ゴッドファーザー』シリーズがそうですが、彼はやはり“目ヂカラ”がすごいですから。セリフは少なめで、目で演技できる役者です」

 当然ながら、松平も役柄が決まると、各種の資料を取り寄せて役になり切る作業をする。

「役が決まったら、どういう生きざまをしたのか調べてみます。想像し、その人物に成り切ってみる。89年に日本テレビの年末スペシャル『奇兵隊』で主人公の高杉晋作を演じたのですが、逆に幕末くらいの人物は写真が残っていますので、かえって難しい面もあります。高杉の顔も細面で、頬がこけて精悍な目をしています。視聴者が自分と高杉の顔を見比べて違和感がないよう、かなり減量して撮影に臨みました。高杉は最終的には結核という当時としては不治の病で亡くなっていますので、なるべく彼に近づけるため、2カ月くらい絶食に近いことをして、10キロくらい痩せました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に