2枚の写真が語る 南部虎弾さん“レジェンド級”の交友関係

公開日: 更新日:

 体を張ったパフォーマンスで国内外で引っ張りだこの「電撃ネットワーク」のリーダー、南部虎弾さん。レジェンドともいえる芸もすごいが、交友関係も半端ない。見せてもらった有名人とのツーショット写真は100枚以上。俳優、女優、歌手やスポーツ選手、ハリウッドスターなどなど。その中から選んでもらったのが、この2枚。

 ◇  ◇  ◇

■自転車についての対談のオフショット

 忌野清志郎さんとはロックフェスとかで、何度か仕事を一緒にさせてもらいました。この写真は2004年くらいかな。自転車雑誌で対談した時のオフショットです。清志郎さんは自分の自転車の旅を日記のように書いていて、それで対談に呼んでくれたんです。

 何といっても、歌が強烈ですからね、誰から見ても本物のロックンローラーです。だから、彼を前にして舞い上がってしまって。何について話したのかも、もうよく覚えていないんです。緊張のせいでしょうか。もうちょっとお話ができればよかったのに、なんて強く思います。

 僕が清志郎さんに初めて会ったのは、すでに齢を重ねた頃。きっと、覆面バンド「ザ・タイマーズ」をやっていた時のバリバリさとは違い、だいぶ落ち着かれていたんじゃないでしょうか。社会人! って、感じでしたよ(笑い)。背丈は普通で、そんなに高い印象はないけど、ステージに上がるとあんなに大きく見えて舞台映えがするんだなと思いました。

 でも、あんなに有名なのに、実はお目にかかるまで清志郎さんのことをあんまり知らなかったんです。だから、後になればなるほど映像とかを見て本当にもったいない方を亡くしたなあと思いました。僕、レコーディングをすると「声が清志郎さんに似ているな」と言われることがあって。それだけに、後になって「大変なことをやってしまったな」と思ったりして。世間知らず、常識外れのところがあるんですよ。

 僕は着ているものも清志郎さんっぽいからシンパシーも感じる。無意識のうちに清志郎イズムの影響を受けているかもしれません。きっとあの方も宇宙人だったのでしょうね(笑い)。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出