妻が提供し腎移植…南部虎弾は満身創痍でも“不撓不屈”
「人間は生きてる間が花だと思う!」
電撃ネットワークのリーダー・南部虎弾(67)はこのほどSNSでそうコメントした。
「(ことし5月に)腎臓移植手術をする俺には、そう感じられる」と。「美味しいものを食べて、それを出す! それがスムーズに行くだけでオーケー!」と続けた。腎移植手術の理由は、糖尿病の合併症で腎機能が著しく低下してのもの。2017年の日刊ゲンダイのインタビュー連載で、南部はこう語っていた。
「(闘病の)はじまりは還暦を迎えた6年前、2011年のことだ。その朝、左足がむくみパンパンになり、木の株みたいに腫れ上がって、足の甲のところの、小指の下あたりの皮膚が裂け、穴から膿が垂れていた」
糖尿病による壊死だった。しかも、このまま病気を放置すれば足切断もあると診断されてしまう。
「そもそもなんで、こんな体になってしまったのか」とこのとき考えた。南部は酒も遊びも大好き。夜ごとネオン街に繰り出し、ビール生を5杯、焼酎ロックで同じくらい飲んでいた。