急性白血病公表の岡村孝子が乗り越えてきた“2度の挫折”
「また、皆さんとお会いできる日を信じて頑張ります。どうか応援していて下さい」――。急性白血病を公表した岡村孝子(57)はインスタグラムに直筆メッセージでそうつづり、闘病生活に入った。
大学の同級生とのデュオ「あみん」として歌い、「待つわ」が大ヒットしたのが1982年。ソロとなり、代表曲「夢をあきらめないで」(87年)をヒットさせて以降も、コンサートや歌手活動を続け、今年もオリジナルアルバム「フィエルテ」の5月発売を控えていた。順風満帆な歌手人生に見えるが、これまで何度も夢をあきらめそうになっていたという。
「岡村の作詞・作曲による『待つわ』はヤマハのポプコンでグランプリを受賞するなど、才能は折り紙付きでしたけど、岡村はシンガー・ソングライターになるため、自ら大学を中退する決断をしているんです。名古屋市の椙山女学園大4年の前期のことで、『このまま卒業してしまったらシンガー・ソングライターの夢をあきらめ、地元に就職してしまう』と上京、それが『夢をあきらめないで』につながっていった。ファンの間では有名な話です」(スポーツ紙芸能デスク)