井ノ原快彦「特捜9」令和初日の視聴率が今後のTVを占う?
いよいよ平成が終わり、令和が始まる。テレビもお祭り騒ぎで、4月30日には「平成最後」と銘打った長時間特番がGP帯から深夜までを占拠。
「かつてはこういう特別な時期にも“通常路線”だったテレビ東京も、『なんでも鑑定団・平成最後のお宝鑑定スペシャル』の3時間に続けて『池上彰の改元ライブ』を3時間と、計6時間。このお祭り騒ぎに便乗しています」(テレビ誌記者)
対して、控えめなのがTBSだ。30日の夜は7時から「生放送!平成最後の日」を2時間放送した後は、「マツコの知らない世界」(夜8時57分)、「わたし、定時で帰ります」(夜10時)と、この時間帯で唯一のレギュラー放送になる。
テレビコラムニストの亀井徳明氏が言う。
「『定時で』は初回視聴率が9・5%で、第2話が10・4%と上昇。2話目で数字を落とすことが多い連ドラの中で、目を引く動きです。他局の特番攻勢に包囲された30日の第3話の視聴率結果は興味深いですね」
亀井氏は「さらにもう1つ、連ドラで注目なのが“令和の初日”の対応です」とこう続ける。