志村けん「令和も大丈夫だぁ!」“志村魂ファミリー”座談会
「令和」の時代を愉快に過ごすには――。毎年恒例の舞台「志村魂」の出演を夏に控えた志村けんと仲間たち(ダチョウ倶楽部の肥後克広・上島竜兵、磯山さやか、高嶋香帆)5人が、ほろ酔い気分で本音でトーク。昭和、平成、令和と、3つの時代で笑いを生み出してきた“コントの神様”は何を語るのか。
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――いよいよ「令和」が始まります。
志村 新元号の発表はテレビで見てたよ。「平成」の時は崩御された後だったので自粛ムードがあったけど、今回はそういうのはないね。
高嶋 私は移動中で、携帯の生配信で“令和おじさん”の菅官房長官を見てました。
――30年前の「平成元年」の頃は、みなさん、何をされてましたか。
志村 オレは40歳くらいかあ。週に2本コント番組(「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」と「志村けんのだいじょうぶだぁ」)を作って、それに「バカ殿」もあって、本当に忙しい頃だったよ。目いっぱい仕事して、終わると毎晩六本木で朝まで飲んでたなあ。
上島 「ダチョウ倶楽部」が3人体制になって、1~2年目くらいかな。僕が28くらいだったから、リーダーは26くらいかな。
肥後 まあ、僕らもまだ若手で、いろいろ苦労してたよね。磯山さんは?
磯山 私は5歳か6歳で、全然記憶がないんです。
高嶋 私は平成4年生まれなんで、まだ生まれてないです。
一同 おー。
志村 まだ、お父さんの体の中にいたんだね。
磯山 お母さんじゃなくて?
志村 お父さんの体の中で、こうやって(身ぶり手ぶりを加えながら)ピロピロピロピロしてたんだろ?
高嶋 イヤだ~(笑い)。でも、平成生まれの私もこれからは“前の時代の人”になっちゃいます。
肥後 アッという間に令和生まれのアイドルとか出てくるよね。
磯山 私は、“前の前の時代の人”になっちゃう。
志村 磯山なんか、いかにも昭和ーって感じだもんな。
磯山 (高嶋)香帆ちゃん以外、みんな同じじゃないですか!