著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

NGT卒業の山口真帆 指原プロデュースで再出発という“妙手”

公開日: 更新日:

 卒業を決めた山口はNGTの最後の劇場公演で用意してきた原稿を読み上げ、「社長から『不起訴になった。イコール事件じゃないってことだ』『今は会社を攻撃する加害者だ』とまで言われた」と赤裸々に内幕を語っていた。

 もっとも、この騒動で運営側は少なくともオープンに、誠実に対応しようと努めてはいたと思った。というのも、原稿の中身を事前に知っていたようで、公演直後に1600字にもなる全文を、支配人のコメントなどと共にマスコミに発信している。衝撃的な内容にもかかわらず、隠蔽しようとせず、オープンな姿勢だと感じた。

 山口と仲のいい長谷川玲奈(18)と菅原りこ(18)も共に卒業することを発表しており、3人の卒業公演も新潟で行われることになっている。運営側も、できるだけのことはやっているように見える。

 さて、今後のことだが、騒動以来、同情的なコメントを発信し、山口とも連絡を取れて、アイドルプロデュースの実績もある指原莉乃(26)が、3人をプロデュースするというのは“妙手”だと思う。また、山口は「アイドルはやめて別の形でみなさんの前に出たい」としているから、AKBグループをやめてブレークした川栄李奈(24)のように、女優・タレントとして活動するという手もあるだろう。もちろん、そうなれば、後は本人の実力次第ということだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動