フジ月9出演も決定 「なつぞら」母親対決は山口智子に軍配
NHK連続テレビ小説「なつぞら」の“母親役”対決に注目が集まっている。
スタート直後の「北海道・十勝編」ではヒロイン奥原なつ(広瀬すず)の育ての親を演じる松嶋菜々子(45)の演技が話題になった。松嶋の朝ドラ出演は1996年前期の「ひまわり」以来23年ぶりだったが年齢を感じさせない雪肌メークと変わらぬ美貌は“さすが”と絶賛された。
今は新章「東京編」に突入し、なつの兄・咲太郎(岡田将生)を息子のように可愛がって育てた岸川亜矢美役の山口智子(54)の演技が評判を呼んでいる。実在した伝説の劇場「ムーランルージュ新宿座」の人気ダンサー役で、劇場の回想シーンでは見事なダンスと美脚を披露した。山口の朝ドラ出演は88年後期の「純ちゃんの応援歌」以来、約31年ぶりだ。
「松嶋は相変わらず一本調子というか“きれいな女優さん”という印象ですが、山口の変貌ぶりには驚きました。ダンサーを引退後、おでん屋の女将役をしている彼女が歌ったりステップを踏む場面が出てきますがこれが実に大胆でコミカルなのです」(芸能評論家の佐々木博之氏)