車内販売のバイトが転機 鉄道タレント木村裕子の極貧時代

公開日: 更新日:

 だから列車内に「自分の店」を持ったようなもので、自営業みたいな働き方も自分に合ってた。バイト代はどれだけ売っても変わらず、時給900円くらいでしたけど、早朝手当や深夜手当がつくので月に20万円近くにはなった。

 早朝の列車が多かったので、通勤の常連さんができて、仲良くしてもらってました。出張帰りにお土産買ってきてくれる人もいたし、長野で2時間休憩になった時はご飯に連れてってくれた人もいました。みなさん、お父さん世代ですけど、可愛がってもらってましたよ。

 常連さんに「女の子で鉄道好きって珍しいね」と言われ、「そうか、珍しいのか!」と初めて気づき、もう一度、芸能界を目指して上京する時、事務所を受けるための履歴書に「鉄道オタクです」と書いたんです。それで事務所に入ったら「君はオッパイがないから水着にならなくていい」と言われ、車掌の制服みたいな衣装を手作りしてトレードマークにしました。それがもう15年くらい前かな。東京でもいろいろバイトしました。

 今入った事務所で6つ目。アイドルは卒業して今は鉄旅タレントとして頑張ってますので、よろしくです!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで