ジャニー氏救急搬送で“長男”の役目を放棄したマッチの今後

公開日: 更新日:

 7月1日、ジャニーズ事務所はジャニー喜多川社長(87)が解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で都内の病院に入院中であることを明らかにした。トップに君臨するカリスマが倒れたことで注目を集めているのが、ジャニーズの“顔”である「マッチ」こと近藤真彦(54)の今後の動向だ。

 6月18日にジャニー氏が緊急搬送された時、マッチは自身が監督を務めるレーシングチーム「KONDO Racing」の活動でドイツに遠征中だった。23日には帰国の途についており、彼が会見を開いてジャニー氏の病状について説明することもできたはずだが、スポークスマンを務めたのは嵐・松本潤(35)。同じ日に少年隊東山紀之(52)も「ジャニーさんの思いについて応えるべく、やっていかなければいけない」と事務所を引っ張る決意を述べたが、マッチは矢面に立つことなく沈黙を保ったままだ。

 マッチは、言わずと知れたジャニーズ所属の最古参の現役タレント。捉え方によっては“長男”としての役目を放棄したかにも見える。これからマッチはどうなるのか。

「もしジャニー社長の闘病生活が長引けば、最高幹部待遇とも言われるマッチの責任はさらに増すことになるでしょう。ただし、それには条件が付きます。今、後ろ盾となってくれているメリー副社長が健在であり続けることですが、メリー氏は92歳と高齢ですし、万が一、不測の事態が生じたら、“長男”の座に居続けられる保証はありません」(芸能プロ幹部)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇