元AKB48佐藤すみれさん 卒業後はプロデュース業で大忙し

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■中学時代は本の虫、著作リリースにも意欲

 そして中学3年生だった2008年、AKB48第4回研究生オーディションに合格して、翌09年10月に正式メンバーに昇格。10年、AKB48の17thシングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」では31位、アンダーガールズ入りを果たした。以降、選抜選挙は9度出場して7回ランクイン。その人気ぶりがわかる。

 一方、12年にミュージカル「ピーターパン」に出演したのを皮切りに、数々のテレビドラマにも出演。14年の「大組閣」で名古屋のSKE48へ移籍後、映画「燐寸少女 マッチショウジョ」(16年)では主演を任されるなど、女優としても注目を浴びた。

「私は歌やダンスより、演じることが好きですし、適性だと思っています。48グループは皆が皆、センターになるとかトップを目指すんじゃなく、誰もが自分の得意分野で輝ける場所なんですね。その姿にファンの方々が感動して、応援してくれる。今振り返っても凄くすてきな場所でした」

 SKE48ではあえて名古屋に同化せず、東京感を持ちながら劇場に出演。それが功を奏し、「東京と名古屋のハイブリッドアイドル」として人気を集めた。

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