マツコ「元SMAP共演拒否発言」騒動にTVマン拍手喝采の訳
マツコの怒りは収まらず、話は2時間近くに及んだという。
■起用しても高視聴率は望めない
しかしながら、この騒動に対し、「留飲が下がった」と拍手喝采なのは、キャスティングを担当するキー局編成マンだ。
「マツコを褒めたいですよ。よくぞ言いにくいことを堂々と語ってくれた。そもそも世間の人々は各テレビ局が古巣のジャニーズ事務所に配慮して“元SMAPの3人を起用していない”と言うが、それは見当違いもいいところ。タレントは人気商売で、その結果が番組視聴率に跳ね返ってくる。3人に本当に人気があり視聴率が跳ね上がるなら、ジャニーズだろうが何だろうが起用します。使わないということには明確な理由があるんです。厳しいことを言うようですが、ものすごく話が面白いわけでも演技がズバぬけているわけでもない。さらに歌がうまいわけでもない。SMAPというブランド、財産があったからやってこれたことに気が付いていないイタさがまた厳しいんです。でもこれをあえて話してしまうと弱い者いじめのような空気が流れてしまう。繰り返しますが、芸能界は人気商売なんですよ」