負けず嫌いが演技の原動力 広瀬すずは生来の「体育会系」
「『ウソじゃん!』って家で泣きじゃくって」(広瀬すず/NHK「あさイチ」8月30日放送)
NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」でヒロインのなつを演じる広瀬すず(21)。その可愛らしい見た目から文化系のか弱い少女というイメージを持たれるかもしれないが、実は根っからの体育会系。小2の頃からバスケを始め、負けず嫌いだった彼女は、将来はバスケの選手か監督になりたいと思うほどのめり込んだ。
彼女は一足先にデビューしていた姉のアリスのイベントを見に行き、そこで出会った事務所の社長に半ば強引に誘われ、14歳で芸能界入り。バスケを優先するという約束だったにもかかわらず、最初の仕事からバスケの新人戦と重なり大号泣。その時のことを語ったのが今週の言葉だ。その後はしばらく、モデルという芸能の仕事に反発しかなかったという。
デビュー間もない中2の頃、彼女とオーディションで対面した大根仁監督は、広瀬との対談で「会った瞬間から、この子は大変なことになる」と思ったと明かす。「“演技的な運動神経”が抜群だった」(LINE「ライブドアニュース」2018年8月29日)と。