小渕健太朗「君が代」独唱騒動 布袋寅泰が持論展開の波紋
「力ある素晴らしいシンガーの一度のミスを、寛大に受け入れようとしない風潮を、僕はとても寂しく思う」
ギタリストの布袋寅泰(57)がそう物申した。
男性デュオ、コブクロの小渕健太郎(42)が先のマラソングランドチャンピオンシップ大会で独唱した君が代について、「放送事故」「喉の病気」「町内ののど自慢でも予選落ち」といったコメントがネットで相次ぎ、ちょっとした騒動になっている件。
布袋はSNSで「動画を見た」とし、こんな持論を展開したのである。
「確かに理想的な歌唱であったとは言えず、誰よりも本人が一番悔しい思いをしているはずだ。歌い出しの前深々とお辞儀をして、発声の際大切な横隔膜と喉との間の呼吸バランスが崩れ、歌い出しからオクターブが狂い、瞬時に元に戻すことが不自然だと察し、そのままのキーで歌わざるを得ない状況であったと僕は推測する。泣きたいくらい悔しかったはずだ。擁護もしない。しかし否定もしない」などとしつつ、冒頭のようにつづった。
一部のメディアも「笑撃」と取り上げており、布袋は親交ある小渕の心境をおもんぱかって、声をあげたのかもしれない。