内弟子時代はツラかったが…今では感謝の気持ちしかない
師匠の家で4年半、同じ空気を吸わせてもらい芸人のたたずまいを見せてもらったことは、何物にも替えがたい財産になってます。ある時、師匠の大事に使ってた陶器の灰皿を割ってしまったことがあり、破門かメチャクチャ怒られるかとビビっていたら、全くの不問。数年後になぜあのとき怒らなかったんですかと聞いてみたら「おめぇらに預けて割られたら預けた俺がマヌケだったってことじゃねぇか」と言われました。いい師匠でしょ? あと内弟子経験のおかげで講演の仕事「師匠と弟子、親と子」なんてテーマでもやらせてもらってます。今では感謝の気持ちしかない内弟子時代のお話でした。