著者のコラム一覧
井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

6億円横領女と逃亡ゴーン…世界を埋めつくす悲惨な格差

公開日: 更新日:

 アベ政府はもくろんでやがったな。年が明けたら、公文書管理法違反などという、右折禁止がバレて認めたら終わり、みたいな言い訳をいけしゃあしゃあと……官房長官め。「詐欺師も呼んで桜を見て焼き鳥を食う会」の私物化。税金盗人猛々しいとはおまえらのことだ。違反を認めたら何だ。なら、酒と焼き鳥代6000万は罰金だ。国民に返せ、だ。ほんとに姑息な政府。テキトー人間の集合だ。カジノ賄賂も「遺憾に思います」、ゴーン逃亡も「遺憾に思います」だ。国がバカにされたんだぞ。レバノン政府もカネでゴーンを許したんだろ。やつが会見で園児みたいなことばかり言うのでテレビを消したが、盗人猛々しいのは、こやつだ。何が上流階級だ、どこがセレブだ。レバノンの有力高官に何十億円ばらまいたんだ。

 日本の検察は“罪”を自白しないと出してくれない、拘置所で風呂に入れない、「妻と面会できなかった」とタワ言ばかりだ。風呂など毎日入れるわけないだろが。日本でぬくぬく暮らし、カネをネコババして、日本で捕まって牢屋に放り込まれたんだぞ。何が10年も裁判待てない、だ。何さまだ。創業者でもない、ただの自動車屋の雇われ者だろが。その筋で言う「床板腐らせるぐらいの懲役忍耐」と「警察ど根性」の極道者からしたら、風下にも置けないガシンタレの意気地なしだ。あの胸くそ悪い顔でよくも人目をかいくぐれたもんだと思ってたら、隙だらけの関空でデカ箱の中に丸まっていたとはお笑い謹賀新年だ。弁護士もだまされましておめでとう、だ。誰がこのトンズラ物語を考えたのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  4. 4

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  5. 5

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  1. 6

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  5. 10

    “年収2億円以下”マツコ・デラックスが大女優の事務所に電撃移籍? 事務所社長の“使い込み疑惑”にショック

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…