地獄で知った極楽…若手二つ目時代に経験した青森の思い出
今年は暖冬ですね。例年雪に悩まされてる地域も今年は雪かきがだいぶ楽でしょう。そんなことを言うとスキー場は大変だとか揚げ足を取る方もいらっしゃるかも知れませんが、日本海側の東北、北陸にお住まいの大部分の方は助かってるはずです。私の大好きな青森も。
今回は私の青森愛について書かせていただきます。私が青森に行くようになったきっかけは芸人になって6年目の若手二つ目時代。建材卸商社が冬場に年1回開催する商品展示会という名目の顧客接待旅行会。三沢にある古牧温泉で3泊4日の営業仕事。大工さんをはじめとする職人たちが宴会場に300人余り、これを3日間で3回、およそ1000人を相手にする過酷な仕事でした。持ち時間は1回40分。とてつもなく長く感じた40分。
お酒が入ってそもそも小噺すら聴いてもらえないんですが、さらにコンパニオンのお姉さんが30人ほどいるため職人たちのテンションはMAXに。お客にとっては酒池肉林、芸人にとっては阿鼻叫喚。でもそんな厳しい仕事を終えたあとに私を癒やしてくれたのは八戸にある八食センター。ホタテやホッキ貝を炭焼きで地酒と共に。その後も展示会で知り合った社長さんが仕事やゴルフコンペでちょこちょこ呼んでくれるため青森市街地や八戸ではおいしい食事をいつも楽しませてもらってます。