お笑い第7世代と一線画す ミルクボーイのブレないスタンス
昨年のM-1優勝はミルクボーイ。運命を変えた“コーンフレーク”のネタは、M-I放映中からSNSを中心に話題沸騰。ツイッターでは関連ワードが相次いでトレンド入りし、コーンフレークが売りきれるスーパーマーケットまで出るほどだった。1月下旬には、発売元のケロッグ公式応援サポーターに就任。M-1バブルは鎮火の気配を見せない。
大の筋トレ好きで、ボディービルコンテストで優勝経験がある駒場孝(34)は、18年に結婚。対して、角刈りで若草色のダブルのスーツを着用しているツッコミ担当の内海崇(34)は、地元・関西に婚約者がいることを明かしている。芸人の月収30万円が3カ月続くと結婚することを公言している。となれば、この先は必然的にモテ芸人への道が閉ざされる。
しかし2人には、上方漫才師らしい下積みがある。
「M-1史上最高得点となる681点を叩きだした背景には、長い前説生活があります。関西のローカル番組『特盛!よしもと今田・八光のおしゃべりジャングル』(読売テレビ)では、本番前に観覧客を温めていました。大阪の劇場・NGK(なんばグランド花月)では、女性アイドルの格好をして前説。本ステージがはじまる前に、吉本のご当地アイドル『NGK48』と長縄飛びをするなどして、館内を盛り上げていました」(関西のテレビ関係者)