“脇職人”みちょぱ 絶妙スタンスを生んだ彼女の飽きっぽさ
「同世代ぐらいの女の子のタレントさんとか、共演したら静かにしろよって思っちゃう」(池田美優/フジテレビ「おかべろ」5月17日放送)
「みちょぱ」こと池田美優(21)といえば「若者枠、女性の紅一点枠、モデル枠、コメント枠、リアクション枠、おバカ枠、毒舌・ヒール枠、すべてを兼ね備えてる」と、かまいたち山内らが大絶賛。「アメトーーク!」(テレビ朝日)で「みちょぱスゴイぞ芸人」なる企画が放送(2020年4月2日)されたことが記憶に新しい。
この番組でロッチ中岡は「鈴木奈々ちゃんとか、菊地亜美ちゃんとかは、ハネたみたいなときあるじゃないですか。でも、ハネずに我慢して、影の脇役の存在でいてくれる」と、みちょぱを評した。そんな彼女が、無理に前に出て爪痕を残そうとする女性タレントに「イタいなあ」と思ってしまうと語った言葉を今週は取り上げたい。
子供の頃から、あまり将来の夢とか願望はなく、「人生、なんとかなるさ」(読売新聞社「OTEKOMACHI」19年2月14日)と思っていた彼女は中学の時、渋谷の“サークル”に入った。当時、サークルには3つの系列があり、それぞれ10個ほどのサークルがあったという。彼女はその「1番下」のサークルの総代表をしていた。