“脇職人”みちょぱ 絶妙スタンスを生んだ彼女の飽きっぽさ
そんな中でファッション雑誌「Popteen」(角川春樹事務所)の編集者と知り合い、中学生スナップに呼ばれるようになってモデルデビュー。14歳だった。人数が足りないから呼ばれた感じだったため、本人も「本当に軽いノリ」(キッズ・コーポレーション「進学ナビ」17年2月9日)だったという。
だから、やっていくうちに、やる気がなくなっていき“バックレる”こともあった。もともと、何をしても続けられない性格だった。だが、その時、母親から「またやめるんだ」と言われて、彼女の心に火がついた。そう言われるのが悔しくて続けていたら、テレビにも呼ばれるようになったのだ。それでも仲の良い藤田ニコルのテレビでの活躍を見て「大変そうだな」と思い「あんまりテレビ出ようと思ってなかった」(テレビ東京「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」19年11月2日)。
「飽きたら(ギャルを)やめると思う」(フジテレビ「ボクらの時代」20年2月9日)とあっけらかんと彼女は言う。飽きやすいのは裏を返せば、目の前の面白いことに躊躇なく飛び込んでいくということだ。