夜の街から芸能人が消えた…マスコミ「自粛警察化」の功罪

公開日: 更新日:

 例えば、5月29日発売のフライデーでは、竹内涼真(27)と三吉彩花(23)の熱愛を報じているが、通常であれば、ネットには〈若い二人の交際問題なし〉〈プライベートは放っといてやれ〉といったコメントであふれるが、今回は〈3密条件が揃ってる。手越と一緒〉〈自粛期間の不適切行動〉といったコメントが目立った。

「確かに、竹内の行動は緊急事態宣言下の不要不急の外出に当たり、芸能人として自覚が足りなかったかもしれません。しかし、ゴールデンウィーク明けのこの時期には、車の中でマスクを外し、東京郊外にドライブに出かける若いカップルがかなりいました。都をまたいだわけでもないのに、正直ここまで叩かれるとは思わなかったでしょう。この状況が続けば、山田孝之(36)みたいに逆に東京を離れてマスコミに露見さえしなければ問題ないと考える芸能人がますます増えるでしょう。それが健全だとは思えません」(前出・弘世一紀氏)

「スッキリ!」(日本テレビ系)のコメンテーターを務めるお笑いコンビ「ハリセンボン」の近藤春菜(37)は、自身の誕生会を3月上旬に開いたことがフライデーに掲載されて大バッシングを受けた。以来、ネットの自粛警察に標的にされることを恐れ、自宅直帰の日々が続いていると聞く。近藤の女子会好きは有名で、開催するのもそこに集まるのも本来は自己責任のはずだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    萩原健一(6)美人で細身、しかもボイン…いしだあゆみにはショーケンが好む必須条件が揃っていた

  3. 3

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  4. 4

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 5

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  3. 8

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ