山川恵里佳さん ハーレー乗りこなして夫婦でツーリングを

公開日: 更新日:

山川恵里佳さん(38歳・タレント)

 ハーレーを好きになったきっかけは10年ほど前に主人のモンキッキーが好きな「ターミネーター2」を一緒に見た時ですね。シュワちゃんがハーレーのファットボーイに乗っていて「カッコいいなぁ」と思いました。

 でも、背が低いし「乗るのは無理だろうなぁ」と思いながらも、いろいろ調べると、女性も乗っているとわかり、主人が「一緒に通おう」と言ってくれて、バイクの大型免許を取りに行くことになりました。

 主人は中型免許を持っていたけど、私は車の普通免許しかなく、原付バイクに乗ったこともなかったから、バイクを起こすのも重くて全然動かせなくて、何回、倒したかわからないダメ生徒でした(笑い)。転んだり倒したり壊したりで一度もうまくいったことがなかったのに、なぜかテストの日だけは一発合格!

 めでたく免許がとれて女性が乗りやすいタイプのハーレーを買おうと決め、手付金まで払ったんです。そしたら直後に妊娠がわかった。「さすがに乗れないだろう」と主人と話し、いったん買うのは諦めて。

 乗りたい気持ちはあったけど、子供が小さいとどうしても気が引けるし、教習で転んでる私を見てた主人は「危ない」とOKしてくれなかった。そのうちに2人目も生まれ、一度も乗れないまま10年たってしまいました。一緒に免許をとった主人はファットボーイというハーレーを買い、最初のうちは頻繁に乗っていて羨ましく見てました。

■夫のハーレーを内緒で売って叱られた

 私たちの仕事は不安定で、お給料に波がありますよね。5年前、その時期は普通に暮らせたけど、子供もいるし先々を考えると、ちょっとでも貯蓄を増やさないとヤバイし、「ファットボーイはカッコいいけど、なくてもいいんじゃないか!」とひらめき、主人に内緒で売ってしまったんですよ。売るなら傷がないうちに早めがいいですし!

 主人は何日かは気づかなくて、乗る時に倉庫に行くと、「ない!」と驚き、「盗まれたんじゃないか」と。話が大きくなりそうだから、正直に話しました。「ネタになるからいいじゃん?」と言ったら、「ネタにするとかしないとかの話じゃない!」と本気で叱られました(笑い)。私って事前に話さないで動いちゃう時があるんです。反省しました。

 それからバイクのことを口に出さない生活が続いたけど、ハーレーでツーリングする夢はずっと持っていました。最近「やっぱりハーレーに乗りたい」と。今、子供は5年生と2年生で小さい頃ほど手はかからないし、女性のタレントで大型バイクに乗ってる人はあまりいないから「私が乗るとちょっと面白い」という下心もあり、チャレンジしたいと主人に伝えたら、OKが出ました!

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