女帝・上沼恵美子「えみちゃんねる」“ブチ切れ降板”の真相

公開日: 更新日:

■駄々っ子のよう

「以前から在阪テレビ局はどこも彼女に対して腫れ物に触るような対応でした。『えみちゃんねる』では彼女は“座長”なのに、ひたすらスタッフにヨイショされ続ける立場だった。典型的な大阪のオバちゃんキャラが受けていましたが、それが増長し駄々っ子のような存在になっていた。しかし数字を取ってるから誰も文句は言えない。番組が終了し、内心ホッとしているスタッフは多いと思います」

 背景には、これまでスタッフとの間に立って上沼の意向を代弁し、憎まれ役を買っていたマネジャーが辞めたことも関係しているという。同志社女子大学(メディア論)の影山貴彦氏は「ピンチを笑いに変えるのが関西のテレビだったが今回は違った」としてこう語る。

「今回はどこか現場も真に受けてしまった。こんな大事になってしまった流れに上沼さんも落胆されたのでは。上沼さんの古参のマネジャーも辞めていて、間を取り持つ人がいなかったのもタイミングが悪かった。彼女は辞めたり戻ったりを繰り返し、上沼さんと仲を深めている運命共同体のような存在なので、業界の人間たちもまた戻ってほしいと思っているはず。上沼さんは、『えみちゃんねる』の最終回で大平サブローさんが“僕の目を3秒見ていられない”と明かすほどシャイな方。このまま笑いに昇華せずに終えるのは居心地が悪いはず。今後は季節ごとの特番で『えみちゃんねる』が復活し、何事もなかったかのようになれば関西らしいのかもしれません」

 “いけず”な寂しき女帝である。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係