桜田ひよりは貴重な“現役JK” 存在感が「健康志向」に合致
彼女は、所属事務所の研音にかつてあった「ネクストジェネレーション」という新人育成部門の出身。桜田は、ドラマ「あなたの番です」(日テレ系)で活躍した大友花恋、NHK朝ドラ「なつぞら」にも出演した水谷果穂らとともにレッスンを積んだ(前身の「けんおん。」という名称だった時代には川口春奈も在籍)。
この新人育成部門が非常にユニークだったのは、体形維持と体力をつけるために、体脂肪率などを定期的に細かく測定するマシンをレッスン場に設置していた点だ。同社の新人発掘部門は2018年に終了したが、健康志向のスピリットが、今回の「豆乳」CM出演につながったといえる。
世の中が健康志向になっている中で、女優シーンにおいても健康的な女優が求められるとしたら、桜田ひよりが注目の存在に浮上するはずだ。
最近は学園を舞台にした映画で20代の女優が起用されることが多い。その理由は、過去の経験として知っていることが多いからこそリアルに演じられると期待されているからだといわれるが、「現役」にしか出せないリアル感もあるはずだ。
桜田の高校時代は、あと1年。数少ない主演級の現役JK女優として、独走してほしい。
(おわり)