「24時間テレビ」安堵…「半沢直樹」と放映時間カブり回避
22日から23日にかけて放送された「24時間テレビ43 愛は地球を救う」(日本テレビ系)は新型コロナウイルスの感染拡大に配慮し無観客。平均視聴率は15.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、歴代19位。22日に放送されたコメディアン・志村けんさん(享年70)を題材にしたスペシャルヒューマンストーリー「誰も知らない志村けん―残してくれた最後のメッセージ―」は22.6%を記録。看板のマラソンはシドニー五輪女子マラソン金メダリスト・高橋尚子(48)らのゴール直前で、番組全体の瞬間最高視聴率27.6%を記録した。
今回は「募金ラン」という初の試みで、高橋尚子が「チームQ」を結成、1周5キロメートルの私有地を走るごとに10万円を募金した。女優の土屋太鳳(25)、レスリング五輪3大会連続金メダルの吉田沙保里(37)、バドミントンバルセロナ五輪代表でキャスターの陣内貴美子(56)、ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダルの松本薫(32)、アテネ五輪女子マラソン金メダルの野口みずき(42)がリレー形式で走り、6人で120キロを走破し総額470万円を募金。無観客の施策としてはまずまずかと思われたのだが……。