注目の「美川憲一借金裁判」舞台裏…結審直前に和解で決着
「もらったお金」と主張する美川憲一と「貸した金」と返済を求める京都のO氏との裁判。裁判の最大の焦点は「貸した」と裏付ける確かな証拠があるかどうかだった。
公判が終わるごとにメディアの要請で会見を開いていたO氏。会見場はO氏の自宅応接間にメディアを招き入れて行われた。
根が正直なO氏は聞かれたことにためらうことなく話す傾向があった。時には感情的になってしまい、弁護士から止められている話まで漏らしてしまう。
すでにO氏との間にできていた信頼関係。慣れない会見では事前に助言するなどしていた。芸能界でも会見する場合、多くは事前に想定問答を作成して予行演習することが少なくない。「どんな質問がくるか」と芸能プロから相談されたこともあった。当時の会見は質問者の大半がリポーター。結婚や離婚ともなれば質問は想定しやすかった。
8月に亡くなった元リポーターの須藤甚一郎氏(享年81)は想定外の質問にたけていた。
1989年、女優の和泉雅子が日本人女性として初めて北極へ到達。凱旋会見を行った。