新生R-1大改革「芸歴10年以内」で足切りされた常連の嘆き
決勝戦の常連だったおいでやす小田(42)も登壇したが、芸歴20年のため今年からは出場できなくなった。
「待て~ おーい! そんなルールにしたらアカンて。いきなりすぎへん? ラストもう1回やらせろ!」と嘆いたが、「R―1専属ライター」のタスキをかけられ、記者席に座らされた。
第13回から16回まで決勝戦に進出しているゆりやんは意気込みを聞かれ、「R―1史上類を見ないネタを作っています」と胸を張った。
一方、今年がラストイヤーとなった、ほしのディスコは「急にラストになってしまった。(事務所の先輩で今回から出場できなくなった)ルシファー吉岡さんが悲しい顔で僕を見ていたので、その分も頑張りたい」と語った。同じく紺野ぶるまは「10年間、ずっとR―1のことを考えてきたので、絶対優勝しなきゃと思って。今日はみなさんの楽屋の水に毒を仕込んでおきました」と言って笑わせた。お笑い評論家のラリー遠田氏は「決勝戦の顔ぶれは大きく変わるでしょう」として、こう語る。
「大変革だと思います。おいでやす小田、ルシファー吉岡、ヒューマン中村、三浦マイルドといったファイナリスト常連の芸人たちが出場資格を失う訳です。M―1で霜降り明星が、THE Wで3時のヒロインがブレークしたように、R―1でも、“お笑い第7世代”の若い芸人から新しいスターを育てていきたいという意図を感じます」