上野樹里「監察医 朝顔」視聴率1ケタ…“新章”復活のカギは

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「直近の第6話と第7話は、朝顔(上野)の夫の刑事・桑原(風間俊介)が関係するショッキングな事件の前後編。通常なら上がるはずの解決編の数字が2ポイントほど下がってしまったんです。コロナ禍という非常時には、重い話は受け入れにくいという視聴者がいるのかもしれませんね」(テレビ誌ライター)なんて指摘も。

「数字だけを見れば、確かに流れがいいとは言えません」と語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「それでも新章には期待しています」と、こう続ける。

「法医学教室をメインにした事件ものとして見る層と、時任三郎さん演じる父、風間さん演じる夫、そして娘のつぐみちゃんという朝顔の家族の物語を追いたい層がいますよね。世帯視聴率に直結するリアルタイムで見る層は、どちらも好きなはずだから、そのバランスが心地よければ支持される。制作陣は視聴率やネット上の評価に惑わされず、丁寧に作り続けてほしいですね」

 新章で悪い流れをリセットして、再浮上できるのか? その新章は、家族がバラバラになってしまうところから始まる。

(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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