木村文乃「七人の秘書」が絶好調!テレ朝なるか“脱シニア”
木曜21時に放送していたドラマ「七人の秘書」が絶好調。テレビ朝日局内ではポスト「ドクターX」コンテンツとして注目を集めている。
10月22日に初回視聴率13・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯/以下同)を叩き出して以降、コンスタントに平均視聴率13%以上をキープ。12月10日放送の最終回(第8回)は、16・7%と有終の美を飾り、同局の看板コンテンツである「科捜研の女」や「相棒」をしのぐ好成績を残した。
「正直、テレ朝のドラマ関係者はここまで『七人の秘書』が当たるとは誰も予想していなかった。むしろ上層部は『24JAPAN』の方がヒットすると考えていたからです」(テレ朝関係者)
今回のヒットを誰よりも喜んでいるのが同局の営業局のスタッフだという。すでにCMの世界では男女13~49歳で構成される「コア層」がメインターゲット。大手広告代理店関係者がこう話す。
■若年層刺さった「7人」シリーズ
「テレ朝は『科捜研の女』や『相棒』が視聴率2桁台をキープし、絶好調のように思われますが、スポンサーから見たら決して反応は芳しくないんです。この2つの視聴者は、『FM4層(60歳以降の男女)』と呼ばれるシニア層が圧倒的多数。この層は購買意欲が乏しくスポンサーにとっては魅力的な存在ではありません」