“残念なジャニーズ”払拭なるか 1月期連ドラ主演攻勢の吉凶
1年前の正月はTBSが「半沢直樹」を1クールも前から盛り上げていた。コロナ禍の影響で放送開始はズレ込んだが、結果的には昨年の連ドラでぶっちぎりの高視聴率を獲得。
「コロナ禍による遅れもあってどうなるか……と業界全体で気を揉んでいたのですが、コロナ禍すら味方にした稼ぎっぷりでしたね」(広告代理店関係者)
続く昨年秋クールでは「相棒」「科捜研の女」「七人の秘書」のテレビ朝日が安定した視聴率を稼ぐ中、他局は苦戦。フジテレビ月9の「監察医 朝顔」、TBS日9の「危険なビーナス」以外は平均で1ケタにとどまった。
では、今年1月スタートの連ドラは、どんな傾向なのか。
「今期はジャニーズ勢が目立つように思います」とはテレビ誌記者。
「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系火曜夜10時)の玉森裕太(30)、「知ってるワイフ」(フジ系木曜夜10時)の大倉忠義(35)、「俺の家の話」(TBS系金曜夜10時)の長瀬智也(42=3月に退所)、「レッドアイズ 監視捜査班」(日本テレビ系土曜夜10時)の亀梨和也(34)と松村北斗(25)と目白押しだ。すでにジャニーズではないが、元SMAPの香取慎吾(43)も「アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~」(テレビ東京系月曜夜10時)で民放ドラマ5年ぶりの主演。