ジャニーズJr.“大量リストラ”上等!赤西と手越も手ぐすね
アイドル王国としてその名を知られるジャニーズ事務所が育成するジャニーズJr.に対し“定年制度”を設けると発表したことで芸能界がザワついている。
「定年制度は準備期間を経て2023年3月31日から適用される予定。Jr.が満22歳になって最初の3月31日までにJr.本人とジャニーズ事務所が話し合いの場を設ける。活動継続について合意に至らない場合は、退所という厳しいものです」(芸能プロ関係者)
この制度を打ち出し、実行するのがいまや所属タレントたちから“鬼のタッキー”の異名で恐れられる滝沢秀明副社長(38)。一体、新制度導入の真意は何なのか。
「ズバリ、定年制度という名のリストラですよ。現在、ジャニーズには約200人近くのJr.が在籍しているが、今後3年間でブレークするのは10人もいるかいないか。すでにデビューを待っているJr.らが列をつくっている状態です。それよりも最近はくすぶったJr.らによる不祥事が頻発している。そのたびにジャニーズの名前が出されるわけです。不良資産化したJr.らに退所してもらうことでこうしたリスクを取り払おうとする狙いもあるようです」(前出の芸能プロ関係者)
■金を生み出す打ち出の小槌
もっともこの方針を歓迎している勢力も存在するという。テレビ界に大きな影響力を持つ大手芸能プロダクションだ。
「そもそもジャニーズJr.は将来のアイドル候補生として育成された金の卵です。歌も踊りも演技の素養もある。ジャニーズを退所したらそのまま引き取ることを考えているんです。タレント事業としてはこれほどおいしい話もありません」(関係者)
手越の夢はもともとプロデューサー
他にも解雇されたJr.らに興味津々なのが元ジャニーズ事務所に所属していたタレント勢だという。なかでも最近、タレント事業に乗り出した元KAT-TUNの赤西仁(36)は情報収集に乗り出しているようだ。
「赤西は事務所を退所した元関ジャニ∞の錦戸亮と昨年9月に共同プロジェクト“N/A”を始動させた。このプロジェクトは音楽を配信したり、SNSを立ち上げたり、リリースやファンクラブ設立など新たな芸能活動の可能性を模索するプロジェクトです。ある意味、やっていることはジャニーズ事務所と変わらない。ダンスや歌などの素養があるJr.はまさに金を生み出す打ち出の小槌です」(事情通)
もう一人、昨年6月に退所した元NEWSの手越祐也(33)も将来、大量離脱するJr.の存在に着目しているという。
「手越はタニマチと一緒になって事業を起こすべく準備をしている。もともと、手越の夢はプロデューサーになることだった。元Jr.らを囲い込み、再プロデュースすることはいろいろと面倒を見てもらった大恩ある、亡きジャニー喜多川氏に対する恩返しにもなると考えているんです」(芸能プロ関係者)
2年後、リストラされた元ジャニーズJr.を巡り争奪戦が勃発するかもしれない。