上野樹里「朝顔」右肩上がり“アンチ”も多いのは実力の証し

公開日: 更新日:

 ネット上では〈毎回、涙腺が崩壊しています〉〈朝顔一家、特につぐみちゃんのかわいらしさに癒やされる〉といったエールもある一方で、〈月曜から暗くて重い話なので見たくない〉〈事件パートの描き方が雑で残念〉なんてマイナスの意見が優勢だ。

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「再三言っていますが、世帯視聴率とネット上の評価は別物」と、こう続ける。

「ジャンルもターゲットも『朝顔』とはまったく違いますが、16日に最終回を迎えたTBSドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』も、ネット上では否定的な意見が優勢だったのに反して、後半に数字を伸ばしました。最終回は13.2%、全10話平均が11.6%と好視聴率で、『朝顔』はそれを少し上回る数字。結局、マイナスな意見を書き込む人も、見ているから感想が書けるわけです。そもそも放送を見て満足しても、ネット上に意見を書き込まない方が多数派でしょう」

 そのうえで亀井氏は「ただ“娘と父のバディで事件究明”をもっと見たかった私としては、終盤の〈エンバーミング、父の認知症、母の遺体の発見、おじいちゃんの死と、駆け足で詰め込みすぎ〉という意見にも少し同調します。でも、いろんな見方があって当然だと思いますよ。それがテレビですからね」と話す。

 芸能、スポーツ、政治などの世界では“アンチ”の声が大きいのも、実力の証。30分拡大版でフィニッシュを迎える「朝顔」は、どんな結末を見せるのだろうか?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  4. 4

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  5. 10

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い