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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

子供のおかげでナイナイ矢部は「芸人らしさ」を改められた

公開日: 更新日:

「結婚して人間に戻れた」(矢部浩之/TBS「人生最高レストラン」3月13日放送)

 ナインティナイン・矢部浩之(49)が「人生最高の一品」として挙げたのは、妻・青木裕子がつくるキーマカレー。家での決定権も「全部、裕子さん。完全リスペクト」と語る。そんな矢部が、結婚や子供ができた後の変化を明かした一言が今週の言葉だ。

 かつて矢部は芸人仲間と朝まで飲んで、六本木の花壇に嘔吐しているような生活を続けていた。けれど、長男が生まれ一緒に散歩に出掛けると、同じ花壇を逆から見ることになった。その花を見て「きれぇ~」と感じるようになった。

 ナインティナインは当初、その強烈なキャラクターゆえ、岡村隆史に注目が集まり、先輩たちも岡村を真っ先にイジっていった。最初は「ええぞ、ええぞ」と思っていた矢部だが、ある時から「行き過ぎや」と思うようになっていった。一緒に出てるのにオンエア上、自分は全然しゃべっていないし、映ってもいない。このままではいけないと思い、「俺も面白ないとアカンねや」と思い悩んだ。

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