「おかえりモネ」清原果耶にかかる重圧…前作大苦戦の連鎖
高倉氏の見立て通り、清原はその後、ドラマ、映画、CMと活躍の場を広げひっぱりダコに。特にNHKでは、朝ドラ「なつぞら」で広瀬すずの妹役を演じ、「透明なゆりかご」では「東京ドラマアウォード2019」主演女優賞を獲得するなど、視聴者にも馴染みが深い存在となった。
「今回、満を持してのヒロイン抜擢ですが、抜群の演技力で実力は折り紙付きです。さらに凜とした存在感は老若男女に受けるはず。華もあるのでさらに人気は出るでしょう」(高倉氏)
しかしながら、そんな清原にも死角がある。前作「おちょやん」の予想外の大苦戦だ。さるドラマ関係者はこう話す。
「同じく若手の中で実力ナンバーワンとみられていた杉咲花が苦戦を強いられた。“杉咲花だから大丈夫”という周囲の期待をよそに、フタを開けてみれば、視聴率(関東地区・ビデオリサーチ調べ・世帯)が20%台に乗ることは一度もなく、全話平均は17.3%前後となる見込み。これは1961年からスタートした歴代朝ドラ103作品の中で、平均視聴率が判明していない初期の3作品を除き、歴代ワースト10前後になる見込みで、大惨敗です」