社長とW不倫 静岡放送女子アナがカルチャーセンターに異動
大石氏が社長を務めていた静岡放送と静岡新聞社では、一連の問題に関して全社員を対象に質問や意見、要望などのアンケートを募り、先月23日、両社幹部による報告会が実施された。日刊ゲンダイはアンケートの回答内容の写しを入手した。
■入手した社内アンケートで不平不満が噴出
〈週刊誌に書かれた発言内容や行為で、多くの読者が失望し、静岡新聞の社会的信用を失ったのではないか〉〈メディア企業のトップにも関わらずメディアへの対応があまりにお粗末で恥ずかしく思います〉〈人事権を持つオーナー社長の権力は強大で、役員や社員は常にその意向を忖度することになる〉などと、不満噴出なのである。
「報告会は事前登録制で録音、録画禁止で行われました。アンケートは記名が条件。それでも取材先に嫌みを言われたり、支障を来したという報告もあった。ただ前社長はオーナー家なので『いずれ復帰するのでは』といった声も上がるなど、社内には諦めムードも漂っています。実際、ボーナスはカットされ、若手社員が次々と辞めています。アンケートで批判的な意見を述べた社員は、報復人事があるとみられています」(静岡新聞関係者)
日刊ゲンダイの取材に静岡放送・静岡新聞総務局は、アンケートと報告会の実施を認めている。こんな感覚の経営陣だと、現場の社員は気の毒だ。