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平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

PANTAはトリ前に「物真似猿の大行進が始まる」と歌った

公開日: 更新日:

 ――70年代は「英語を流暢に発音してヒット曲を完コピする」バンドが凄い! と言われた。

「日本語で歌う、英語で歌う……のどっちが凄いのか? どっちが正しいのか? という問題ではありません。あるバンドのライブでびっくりしたことがある。カタカナで『ゲッチュモララーニン』なんて書いてあるカンペを見ながら歌っていたのです。分かりもしない英語の歌をカタカナで歌っても意味ないよ! 英語の歌をコピーするにしても、歌詞を深く理解してから歌おうよ! そう思っていました」

 ――たとえば、内田裕也さんは「ロックは英語で歌うべき」と主張していた。そう言いながら、PANTAさんのオリジナル曲「コミック雑誌なんかいらない」をヒットさせたりした(笑い)。

「『コミック雑誌……』は、今では裕也さんの持ち歌みたいになってしまいました(笑い)」


 ――その内田裕也さんも絡んでいるフラワー・トラベリン・バンドとの一件も聞いています。

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