「TOKYO MER」vs「ナイト・ドクター」医療モノ対決の行方と気になる新人2人
4月クール地上波GP帯の連ドラは、阿部寛(57)主演の「ドラゴン桜」(TBS=日曜夜9時)が世帯視聴率トップでゴールインした。
山下智久(36)、長澤まさみ(34)、新垣結衣(33)などが生徒役を演じた2005年版のファンの期待もあって、初回14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とロケットスタート。ネット上では序盤こそ〈半沢直樹みたいな演出〉〈GTOみたい〉なんて旧作ファンの声もあったが、中盤以降じわじわと数字を上げた堂々の“レース”ぶりだった。
「TBS日曜劇場の固定客をキープしながら、旧作ファンも、それを知らない若年層にもしっかりアピールした結果の数字ですね。『日曜劇場』という枠の強さを感じました」(テレビ誌記者)
その「ドラゴン桜」最終回の翌週7月4日には、早くも新作「TOKYO MER~走る緊急救命室~」が始まる。タイトルが示す通り、救命救急の現場で活躍するチームを描いた医療ヒューマンドラマだ。チームを率いる主人公は日曜劇場初主演の鈴木亮平(38)が務める。昨年の同枠「テセウスの船」での好演も記憶に新しいが、2週早い6月21日にスタートした波瑠(30)主演の「ナイト・ドクター」(フジテレビ=月曜夜9時)とジャンルが重なるようだが……。