TOKIO松岡昌宏も主演で評価急上昇 自信がある役者ほどWOWOWドラマに出たがるワケ
芸能ライターの山下真夏氏は「だからWOWOWのオリジナルドラマに出たがる役者も多いんでしょう」とこう話す。
「地上波のドラマはとにかく脚本の制約が多い。たとえばスポンサーが自動車メーカーのドラマで自動車事故とか、過激なシーンも描きにくいわけです。アイドル系の役者さんには、無理やりはっちゃけ感やキラキラ感を求めたり……その点、地上波に比べて縛りが少ないWOWOWのほうが腕を振るいやすいと話す脚本家もいますし、とがったドラマが多いので腕に自信がある役者ほど出演したがる。相乗効果でドラマ自体が面白くなるわけで、松岡さんのように評価を上げるケースも少なくありません」
10月以降、WOWOWの連ドラで主演するのは上白石萌歌(21)、真栄田郷敦(21)などの若手に加えて、有村架純(28)や高畑充希(29)、玉木宏(41)など、地上波のGP帯ドラマでも主役級ばかりだ。
玉木は連続ドラマWについて「ドラマでありながら映画的要素が多く、どっぷりとその世界に入ることができる枠」などとコメントしている。