綾野剛「アバランチ」巧妙フラグで考察好きを取り込み…高まる“シーズン2”の期待
今期の世帯視聴率トップを「ドクターX」(テレビ朝日=木曜夜9時)と競った「日本沈没-希望のひと-」(TBS=日曜夜9時)が12日放送の第9話“2時間3分スペシャル”で終幕。
「定番の刑事モノや医療モノのような1話完結型ではない『日本沈没』は、世帯視聴率では不利だったはず。そんな中で、7シーズン目と実績ある『ドクターX』と互角だったことは評価できます」(エンタメ誌編集者)
もちろん、視聴率=作品そのものの評価ではない。吉高由里子(33)主演のラブサスペンス「最愛」(TBS=金曜夜10時)は、これまで全話平均8%台だが、Yahoo!テレビの「みんなの感想」の投稿数では断トツ。オリコンの満足度調査でも、杉咲花(24)が視覚障害者を演じるラブコメ「恋です!」(日本テレビ=水曜夜10時)とトップ争いをしている。
そして綾野剛(39)主演の「アバランチ」(カンテレ・フジテレビ系=月曜夜10時)も、〈今期の最高!〉〈こんな綾野剛が見たかった〉など、ネット上で熱いコメントが多い作品のひとつだ。
「開始当初は1970年代、80年代の時代劇『仕事人』シリーズや、それを現代版にした『ザ・ハングマン』に似ているという指摘もありましたが、終盤に向けて『最愛』や、日テレの『真犯人フラグ』のように、“考察”の書き込みも増えてきました」(前出のエンタメ誌編集者)