渡部篤郎「アバランチ」ヒール役に絶賛の声 円熟演技の秘訣は“夫婦イチャイチャ”にあり?
〈ラスボスオーラがすごい〉〈ヒール役がよく似合う〉--。連ドラ「アバランチ」(カンテレ・フジテレビ系)の怪演が視聴者から高評価を受けている渡部篤郎(53)。主演の綾野剛(39)演じるアバランチのメンバー羽生と敵対する内閣官房副長官・大山役だ。
「回を重ねるごとに、渡部さんの存在感が際立ってきています。特に11月29日に放送された第7話のラストで見せた不気味なほほ笑みが、恐ろしすぎた。どちらかといえば童顔でしょうが、それであれだけの凄みを出せるとは……」(テレビ誌編集者)
原作なし、オリジナル脚本の同作は〈とにかく先が読めない〉〈毎回ハラハラする〉と視聴者も固唾をのんで見守っている状態。とはいえ、今後は羽生と大山が直接対決することが最大の見せ場となるであろうことは予測できる。ここまですでに十分に目立っている渡部だが、今後はラスボスとして、さらにかき回してくれそうだ。
そんな渡部だが、2019、20年に放送された連ドラ「ルパンの娘」シリーズ(フジ系)では妻役の小沢真珠(44)と共にコミカルな演技を見せ、お茶の間を沸かせた。幅広い役を演じられることで、今やドラマ界に欠かせない俳優のひとりである。