海老蔵悲願の「親子3人襲名披露」に黄信号か 収益重視の松竹との間に不協和音

公開日: 更新日:

 市川海老蔵(44)と松竹の間に不協和音が生じていると発売中の「週刊女性」が報じている。

 団十郎への襲名披露は5月が通例で、その後全国へとお披露目興行が続くのだが、今のところ襲名披露に向けて動いている様子はなく、今年の襲名は絶望的だという。

■長女・市川ぼたんは10歳に

 松竹側としては、今、入場制限下で無理やり決行するよりも、延期して世紀の大興行を盛大に行い、30億円ともいわれる収益をしっかり確保し、歌舞伎を内外に知らしめたい。一方の海老蔵は、収益より親子3人で舞台に立つことが最優先。長女の市川ぼたん(10)が成長して大きくなる前に早く興行をとヤキモキしているというのだ。

 長女ぼたんは今春で小学5年生。そろそろ子役とはいえない年頃で“女人禁制”という慣習に触れる可能性が高まっている。

 海老蔵は歌舞伎好きな2人の子供たちを男女関係なく舞台に立たせるために新作歌舞伎「プペル」や自身の「ABKAI」などチャンスを作っており、歌舞伎の慣例を改革したい気もあるともっぱら。過去には松たか子(44)が16歳で父の松本白鸚(79)と歌舞伎座共演を果たしたが、異例中の異例。襲名披露は約1年の全国興行で、ひと月だけの公演とは訳が違う。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…