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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

西島秀俊「オスカー候補」までの紆余曲折 “ルックス重視”の売り方に嫌気が差して…

公開日: 更新日:

■5年間の「テレビ出演禁止」を乗り越えて

 テレビの連ドラのスケジュールは順調に入っていたが、ルックス重視のアイドル的な売り方には嫌気が差していて、「自分は映画がやりたくて俳優になった。稼ぎはそこそこでも映画の現場にいたい。このままだとテレビばかりで、映画に出られなくなる」と、毎日のように自問自答していたという。

 筒井道隆(50)、石田ひかり(49)、木村拓哉(49)、鈴木杏樹(52)、西島という『あすなろ~』の共演者たちは、年齢が近いこともあって収録合間も撮影後も、仕事の話やプライベートの話で大いに盛り上がったという。

 当時木村が住んでいたマンションに集まり、翌早朝から撮影があるにもかかわらず、朝まで話が尽きなかったこともあったようだ。

 西島が特に影響を受けたのは、『SMAP』でアイドルの頂点に駆け上がりつつあった木村の存在だった。俳優としては4年程先輩になる木村の言葉に、西島が胸を打たれたことが度々あったという。

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