著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

西島秀俊「オスカー候補」までの紆余曲折 “ルックス重視”の売り方に嫌気が差して…

公開日: 更新日:

 そして『あすなろ~』収録終了直後の1993年11月末、西島は所属事務所に「ちょっと考えたいので、1回辞めます」と退所を申し出る。当然事務所は懸命に説得を続けたが、西島の気持ちは変わることはなかったと。

 そこで事務所が出したのが、"5年間のテレビ出演禁止"という条件。当時の芸能界のルールとしてはそれほど珍しいことでもなかった。あのままトレンディードラマに出演させられるアイドル路線を続けていたら……、『あすなろ~』であの4人と共演しなければ……西島がレッドカーペットに辿り着くことは絶対になかっただろう。

キムタクとは「タッくん、ニッシー」と呼び合う仲

 西島は2015年4月27日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で、収録合間に「あの時タッくんとの共演がなかったら、もしかして今の自分は無かったかもしれない」と漏らした。この番組で西島と木村の二人は"22年ぶりの共演"を果たしたのだが、長いブランクにもかかわらず実に自然に、爽やかに会話を交わしていた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に